経験して解った!ホームジムのメリットとデメリット

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こんにちは、今日も元気モリモリ管理人のばくだいしょうです。

僕はスポーツジムに通っていましたが利用料金とメリットが釣り合わずデメリットの方が多く感じたので、今は自宅の倉庫にホームジムを設置してトレーニングをしています。

この記事では実際にホームジムを経験して感じたこと、思ったことなどを素直にご紹介します。

ホームジムのメリット

待ち時間がない

待ち時間がないってホントにはかどります、最高です!!

「ベンチをやりたかったのに空いてない!」なんて心配は無縁です。僕が通っていたスポーツジムはビジネス街だったのもあって平日の18:00~22:00くらいは混雑することが多かったです。日によっては混雑時間を避けてもたくさん人がいるときもあります。

グループでくる人もたまにいる(2人組とかカップルが多い)ので、その時はなかなか空かないです。

「今日はその種目をメインでやりたいんだけど。。。」って心の中でモヤモヤしながら諦めて別の種目をやろうとしても空いてないときだってあります。

実際にホームジムを経験してみて、順番を待つ必要がない事が一番のメリットといってもいいくらい嬉しいです。

ホームジムを設置したばかりの時はテンション上がったのを覚えています(結構、感動します)。

周りの目


早く終わってくれ!」と言わんばかりの目線が全くないので大切なインターバルが心置きなく、しっかり取れます。

初めのころは、「器具の使い方ってこれで合ってたっけ?」「フォームって合ってる?」などと戸惑ったりして時間がかかっていました。インターバルの時に周りをみてみると、自分の勘違いかもしれないけど「早く終われよ!」の視線ビームを感じるんです。。。

気にしない人はいいですけど僕は結構、気にしちゃてて。。。そんな時は集中できないんですよね。。。

でもホームジムなら寝転がっても、本を読んでも、ネット検索をしていても、電話しても嫌な顔をされません。何よりも自分の大切な時間を有効に活用することができるんです。

人付き合いが苦手な人にだって大きなメリットの1つだと思います。いきなり声をかけられたり、ジロジロ見られたりなんてこともありません。(家族やペットに邪魔されることはあるかも。。。)

時間の節約

僕は自宅から徒歩10分で行けるスポーツジムに週3日、通っていました。仕事をしていると好きなドラマ鑑賞がなかなかできなかったので、もう少しどこかで時間をつくれないものかと考えていてジムに通う時間を計算してみました。

片道10分で週に3日通っていたので、1カ月で4時間、半年で24時間、1年で48時間、5年で240時間、10年で480時間という結果になりました。

単純すぎるけどジムに通う時間を1カ月削ったら45分のドラマを5本も観れます!!

「キャ~~ッ」ってなってたんですけど今はホームジムに切り替えたので通う時間を削ってドラマ鑑賞の時間を少し増やすことができました。

荷物の持ち運び


トレーニングをするたびに荷物を持ち運びする手間がないことはホントに気が楽になります。

トレーニングウェア、タオル、靴、ドリンクボトル、着替え、お風呂セットなどなど。。。女性であればさらに化粧品などを持っていくことでしょう!

スポーツバッグや圧縮袋に入れる工夫をしたりとホントに大変です。有料ロッカーを契約したり、車で通うならそこまで苦には思いませんが電車や自転車、徒歩で通う場合は雪や暴風など天候に左右されたりする時もあるので「今日はトレーニングに行くのはやめておこう」と気合が入っているときも断念せざるを得ないときだってあるんです。。。

ホームトレーニングなら着替えもお風呂セットもトレーニンググローブ、ベルトなどの用品もずっと置いておくことができます。

たったこれだけのことと思うかもしれませんが週に3回、4回と通う日数が多くなると荷物を出したり入れたり大変なので荷物を運ばなくていいのは気が楽です。

いつでもできる

24時間365日いつでもできます

24時間営業のスポーツジムも多いですが、自分が「通いたい」、「ここなら場所的に通えそう」というジムの営業時間が8時~22時や9時~24時までと決められていたら、「今日はすごいヤル気が満々なのに予定が入ってもうやってない。。。」なんてこともなく、いつだって好きな時にトレーニングできます。

僕は半年くらいは仕事が終わってから夕方や夜にトレーニングをしていました。

しかし、とあるテレビ番組で朝トレーニングをしてからの出勤、いわゆる「エクストリーム出勤」をすると頭がスッキリして気持ちが良くて仕事も集中できると聞いたので、やってみるとホントに気持ち(頭)がスッキリして仕事もシャキシャキとできました。それからはたまに朝トレーニングをしています。

仮にスポーツジムに通ったとして朝トレーニングをしてみたいと思っても営業時間の問題で挑戦できないこともあります。

ホームジムは好きな時にいつだってでるのが最大級のメリットではないでしょうか。(環境によっては家族や近隣に迷惑になることもあるので気を付けなければいけない時もある)

集中できる


2つ集中できるメリットがあると思います。

1つ目は人がいたら集中できないならもちろん、好きな音楽を聴きながら、好きな動画を観ながら環境を整備すればジムよりも集中できます。

僕はイヤホンをしながらトレーニングをすると汗を拭く時にポロっと耳から落ちて集中力が途切れることが多かったのですが、今はスピーカーから音楽を流しているのでジムに通っているときよりも集中してトレーニングができるようになりました。

もう一つは、いきなり声をかけられたり「ん゛~~っ!」とか「ん゛ぁ~~っ!」とかうねり声が聞こえないので集中できます。

スポーツジムあるあるですが、うねり声は集中力が欠ける一つの原因です。

気にしない性格ならいいのですが僕は自分の集中力が弱い時にうねり声をあげられたら気になって力が入らない時があったのでホームジムにしてからこのメリットは気づきました。

今は自分のうねり声だけが響いています。笑

コストパフォーマンス

ホームジムの最大のメリットの一つとして、やはりコスパです。

僕はとりあえずラックとベンチのセットを買いました。ちなみに『IROTEC(アイロテック)マスキュラーセット140/アイアンバーベルセット』という商品です。価格は13万円前後で購入できます(ダンベルを床に置いたときに消音してくれるし傷をつけにくくするラバー付きはプラス1万円くらいします)。

IROTEC マスキュラーラックシステム140
これさえあれば全身ムキムキ
ホームトレーニーの為のフリーウェイトトレーニングシステムです。ラックは十分な安全性と安心感があり限界までのトレーニングを可能にします。

設置場所の倉庫の床が初めから弾力のあるシートだったのでラバー無しを選択しました。

僕のやりたいトレーニングをするなら十分な内容です。BIG3、チンニング、ラット、ローイング、ディップスができるしバーベルだけでなくダンベルもセットなのでやれる種目が多くてホントに助かっています。

セーフティバーも付いているので安全面でも申し分ないです。

僕は1カ月ジム代に7,980円(税別)を支出していました。1年だと95,760円(税別)です。僕の場合だと約1年半で元が取れてしまうんです。

ホームジムの場合は長い目で考えるなら安くなりますが、初期費用が高いのが財布に響きました。しかし、スポーツジムでやっていたことと同じことがホームジムでやれて、長い目でみると支出が少なくてスポーツジムでのデメリットを踏まえて考えたらホームジムへの切り替えは即決でした。

僕は運よく兄弟から使わなくなったランニングマシンをもらえたのでさらにコスパが良くなっています。

ジム代に使っていたお金が浮いてくるので今では大好きな旅行に行き大切な家族との時間に使っています。

臭い

臭いも前述した集中に入るかもしれませんがあえて項目を分けました。

人目が気になるのは自分が集中したり自分に自信が持てるようになったら克服できるようになるかもしれませんし、うめき声も人数が少なければ一時的と言えば一時的なことです。

しかし臭いは誰が発しているのかわかりません。誰かわからない嫌な臭いがする人がいる間に自分がトレーニングをしていれば、ずーっとします。

気になります。

  • 酸っぱい汗臭さ
  • ワキガ
  • 足の臭い
  • 香水
  • 嗅いだことのないような独特な臭い

ホームジムであれば突然、嫌な臭いがするなんてことはありません。

嫌な気持ちでトレーニングをすることがないから快適です。

シャワーやお風呂

運動をして汗をかいた後はシャワーやお風呂に入ってスッキリしたくなります。

スポーツジムだといつも混雑していないのにジムが人気になったのか、同じ時間帯に集中するようになったのかはわかりませんが更衣室やシャワー室が空いていない時があります。

もしシャワーをしないと気が済まないタイプならば順番がくるまでの間、汗をかいた服のまま待たなければいけません。

ホームジムではそんなストレスはありません。(家族が入っていたら待たなければいけないかもです)

服装


スポーツジムに通う場合は見た目も気にすることでしょう。

その場合はやはりウェアを買わなければいけないのでお金がかかります。

ボロボロの格好をした方もたまに見受けられますが、やはり目に映ってしまう以上だらしない格好をしている人を見るのはいい気分ではないので自分は良く見られたいと思って、ついつい新しいウェアを買っていました。

機能性とかメーカーを気にすると結構な出費になります。。。

今は見た目を気にしなくていいのでウェア代はかかりません。

撮影

スポーツジムでは撮影に許可がいるところがほとんどですが、ホームジムでは責任やルールはすべて自分なので撮影し放題です。

気にせずにいろんなポージングやフォームで思う存分撮影ができます。



ホームジムのデメリット

設置スペース


まず問題なのは設置スペースです。

トレーニング器具を設置するスペースにプラスして器具を調整したり、動かしたり、バーベルができるようにしたりと少し余裕がないといけません。

フリーウエイトやランニングマシン、特定部位のトレーニングマシンなどいろいろな器具を使いたい場合はさらにスペースを必要とします。

子どもがいたりペットがいる場合は安全な場所に設置できるかも考えなくてはいけないのでホームジムをやりたくてもやれないことがあります。

トレーニングの種類

ある程度設置スペースがあればラックを導入してフリーウエイト系のトレーニングはできますが各部位に特化した軌道が安定するマシンは価格が高い上に何種類もあるのでホームジムではなかなか難しいと思います。

通う施設にもよりますがスポーツジムに比べるとできるトレーニングの種類は少なくなることが多いです。

組み立て


ホームジムを導入するとまず組み立てをしないとトレーニングができません。

僕が購入した『IROTEC(アイロテック)マスキュラーセット140/アイアンバーベルセット』という商品は一人で組み立てて4~5時間くらいかかりました。

物にもよるとは思いますが、説明書がわかりにくいです。パーツの向きとかネジの仮止めとかいろいろやった方がいいことがあるので組み立てが苦手な人は誰かに頼んだ方がいいくらいに面倒くさいです。

ちなみに僕は組み立てが好きなのでわくわくしながらやっていました。

組み立ての手間もデメリットかもしれません。

孤独

ホームジムは孤独です。周りに他のトレーニーはいません。

しっかりと目標を決めてやらないとダラダラしやすいのはホームジムのデメリットといえると思います。

寂しがりの人は注意が必要です。

騒音・耐久性


重りを使うトレーニングでは結構大きな音がでます。

ダンベルやバーベルを上げて床に置くときに『ドンッ』と音や振動がするし、セーフティバーやラックに置いたり触れたりすると『カンッ』とか『キンッ』とか金属音が響きます。

音だけなら床や金属同士が触れるときにやさしく置いたりすればよいのですが建造物によってはやさしく置いても下の階に振動が響いたりしてしまうことがあるので注意が必要です。

ゴム製のマットを敷いたり床を改修工事すれば防げることもありますが費用がかかりますので音や振動がネックになる場合はデメリットになると思います。

初期費用

前述していますが改めて書いておきます。

長い目で見ればコストパフォーマンスはいいのですが初期費用は大きいです。

ダンベル、バーベル、トレーニングベルト、グローブ、騒音・振動対策のゴムマット、ストップウォッチなどなど。。。

ちなみに僕はとりあえず安いものを揃えてやってみましたが充分間に合っています。もしラックとか重さで物足りないと思うのであればそれはオリンピック選手かもしれません。

やりたいことにもよるし、メーカーなどこだわりたいならもっと高額になります。

独学


ホームジムはその場所にトレーナーを呼ばない限り独学でやらなければいけません。

今はインターネットやSNSの動画を観ながらできる時代なのでそれほど悩む問題ではないかもしれませんが、全くの初心者や合っているかもしれないが見てもらいながらじゃないと不安という人には少しハードルが高いかもしれません。

力の入れ方や姿勢などやり方を間違えると効かせたい部位とは違うところに力が入ってしまうのである程度知識がないとデメリットといえるかもしれません。

モチベーション

スポーツジムでは周りのトレーニーをみて結構モチベーションを上げてトレーニングをできていたがホームジムは周りからモチベーションを上げる刺激がないのでだらけてしまう方がたまにいるようです。

僕も実際にスポーツジムに通っていた時は周りのトレーニーの中からスタイルがかっこいい人や自分に近い人を探して勝手に目標やライバルにして頑張っていました。

ホームジムは一人です。仲間とお金を出し合ってやったりしない限り基本は一人です。

今はインターネットで目標の体をみつけて頑張っていますが、正直モチベーションの維持は難しいです。

掃除・手入れ


スポーツジムではスタッフの方が手入れや掃除をしてくれますが、ホームジムは自分でやらないといけません。

放置しておけば床や器具などに埃が溜まるし、錆が広がるしで劣化のスピードを速める原因になります。

掃除や手入れをするのが苦手な人はかなりデメリットになると思います。

やらなくなった時の処理

ホームジムを勢いで買ったはいいけど全然やらなくなってしまったり他の用品が欲しくなったなど理由は様々だと思いますが、使わなくなったダンベルやバーベルの処理は大変です。

自治体にもよるとは思いますが、回収してくれないところもあるみたいなのでその場合はリサイクルショップを探したり、フリーマーケットに出してみたりと結構手間がかかります。

粗大ゴミとして出せるならばその場所まで自分で運ばなくてはいけないこともあるでしょうし、取りに来てくれるなら待ってなければいけないです。

なんにせよ引き取りや買取先をさがしたり、梱包したりで手間がかかります。

まとめ

メリット

  • 順番待ちがないのは最上級のメリット
  • 周りの目を気にせず時間を有効活用できる
  • 通う時間を削って他のやりたいことに時間を使える
  • 毎回の荷物の持ち運びがないから楽
  • 24時間365時間できる
  • 自分だけの環境だから集中できる
  • 長い目で見るとコスパ最強
  • 嫌な臭いがしないから集中を切らさない
  • 好きなタイミングでシャワーやお風呂に入れる
  • 見た目を気にしなくてもいいからお金がかからない
  • いつでも撮影できる

デメリット

  • 設置スペースがある程度必要
  • 設備によってはできるトレーニングの種類が少なくなる
  • 組み立てに手間がかかる
  • 孤独になりダラダラしやすい
  • 環境によっては騒音や振動で設置できないことがある
  • 初期費用は高くなる
  • 独学だから間違ったやり方でやってしまっていることがある
  • モチベーションの維持が大変
  • 掃除や手入れが苦手な人は大変
  • 使わなくなった時の処理がめんどくさい

ホームジムは初期費用は高いですが今後、継続的にトレーニングをするならホームジムが圧倒的にコストパフォーマンスがいいです。

待ち時間もないし嫌な臭いもないし撮影も自由だし常識的な範囲で自分がルールを作れます。

モチベーションを高めたり維持したりするのは難しいですがストレスは少ないので快適なトレーニングができるのでないでしょうか。

あくまでも僕個人の経験を踏まえてのご紹介です。少しでも参考になればうれしいです。

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